福島第一原子力発電所の事故を受けて、日本への渡航を忌避する傾向が出たり、日本の食品を避けようとする傾向が出たりする韓国において、比較的メディアリテラシーがあり、日本の地理や土地勘をきちんと持っている方々を抽出し、まずはそういう方々を通じて、日本の安全性や商品や旅行への安心感を造成する必要があったこともあり、当社では新たなプロモーションスタイルを構築いたしました。
それが今回立ち上げました「クッキングパーティ」です。ふくやさんの明太子を用いて、新たなレシピを伝え、自宅でも作れるノウハウを主に若い情勢へ提供してみようという企画です。
このイベントでメインとして提供した情報は「明太スパゲッティ」のレシピと作り方のノウハウ提供です。まずはお手本を見せ、そのあと各チームに分かれてみんなで明太スパゲッティを作ってもらいました。試食の際は、福岡のお酒「喜多屋」様の、発泡日本酒「あいのひめ」で乾杯しました。最後は、みんなが考える新たなレシピでコンテストを行い、最優秀賞の女性にはティアラの贈呈をいたしました。
後日この様子は、韓国で有名な「外食産業」という雑誌でも特集を組まれ、韓国でもなかなか見られない新たなプロモーション施策としてご紹介をいただきました。このような「中食文化」の浸透を通じて、インバウンド顧客に対して、消費推進と指名買い推進を図るような情報発信を続けていきたいと考えています。