先月のニュースにこんな記事がありました。
2004/9/9(金) 台風被害で保険金支払い膨らむ 三菱証券が損保6社試算 大手損保6社は、2005年3月期(04年度)の業績予想に 計805億円の自然災害による保険金支払いを見込んでいるが、 三菱証券は8月末時点の保険金支払い額がすでに650億円に達していると試算。 今月7日に発生した台風18号による被害も大きく、支払い保険金の増加は避けられそうもない。 |
仕方がないと言えば、仕方がない話ですが、今年はまだ終わっていないにも関わらず
「天災が多い」イメージが強いですよね。
福井の豪雨、佐賀の竜巻、度重なる台風の上陸などなど
損害保険の保障対象は、そのほとんどがあげられます。(もちろん契約内容によるけど)
ボクんとこのボスも、先日の台風23号のご来場によりまして
自宅の雨どいがぶっこわれたとか。
「修理代がかかるなぁ!どうしようかぁ・・・」などと、よくわからないボヤキを吐いていたので
「あのー、損保には入ってないんですか?火災保険・・・」
「! おおっ!その手があったか!よし聴いてみよう!!」とすかさず保険会社に問い合わせてました。
『何のために保険に入ってるんですかぁ・・・』と心の叫びを、ぐっと飲み込み見守っていると
20万円以上の損害に対しての保障という契約だったとかで、
嬉しそうに語っておりましたがな。
日ごろから関心の薄い火災保険ですが、実は住宅総合保険(マンションの場合は団地保険)に
加入していたら、保障内容はかなり幅広いものになっているはずです。
(ちなみにfpの試験ではこの内容を全部覚えんといかんかった・・・)
今回のような、台風・豪雨による損害は十分保障対象のはずですけん、
もしも同じようなお悩みを持つかたは、保険証書を調べてみましょう。
さて、こんな保険の話を、なして今頃したかと言うと・・・
先ほどから新潟地区で大きな地震が連続して起こっていますね。
震度6強が何度も襲っているとか。
関東甲信越の方なら、恐らくほとんどのご家庭が地震保険にも入っていることでしょう。
ということは、今回もまた保険金の支払いがドカッと来るはずです。
こうなって、たまったもんじゃないのが損保の各社。
今年は明らかに「出」が多い年のはずですよね。まさにきょうの地震は「弱り目に祟り目」。
「泣きっ面に蜂」。
年内にどっか倒産したりして。自然の猛威が経済界にも及ぶとはね。
保険も一種の博打ですけど、親元が負けるなんて・・・って感じですよねぇ。
世の中、何が起こってもおかしくないね。そんな時代かも・・・。