先日、街中を歩いていると先月の地震で大きな被害を出した福ビル1階に
昔の天神の写真が飾っているのに気づきました。
その中で最も目を引いたのが「花電車」
「?花自動車だろ?!」と思う方もいるかもしれません。
しかし昔は電車だったのですよ。
福岡市内には昔、市電が走っていました。
で、博多どんたくのときは、電飾で飾られた電車が町を走っていたのです。
毎年、町を走る花自動車は、その市電が廃止されたあとからはじめられたものです。
そこで見た写真は昭和42年ごろ。まだ僕は生まれていません。
が、町の面影は非常に記憶があります。
その写真はいまの天神コア~福ビル付近の歩道から、かつての西鉄福岡駅コンコース向けに
カメラを向けて写真を撮っており、その付近にあった市電の天神駅に止まる花電車を
おさえていました。
町は活気にあふれています。知った企業が町のいたるところに広告を打っています。
その写真から、早くも35年が経過し町の様子から人の気持ちまで大幅に変わってきています。
けど、毎年どんたくが来ると、やっていることは全く変わらない。
これって進歩なのでしょうか?それとも変化のない町なのでしょうか?
ちょっとわからなくなってしまいましたよ。。。。
ちなみに
市電が昔、福岡に通っていたことの名残はまだまだ福岡に残っています。
各通りの名称など。明治通りはかつて貫線といいます。
城南線はまだそのまんまですね。
笑うのは、高校時代に僕らの練習に来ていたラグビー部OBの方々。
僕らの部では習慣で南北に伸びたグラウンドで北側に攻める時は「西南アタック」と呼び、
南側に攻めるときは「国道アタック」呼んでいました。
それを、OBのみなさまは「電車道アタック」と呼ぶ。
その国道はまさにかつては電車道。
僕らにとっては国道202号。
そして、最近ではあの地下鉄の通る道は、国道ではなくなったとか。。。
そんなどうでもいいところにまで、時代の変遷を感じてしまう。。。