人間の寿命というのは、以前にくらべ年々上がっているようです。
最近では日本人女性の平均寿命は80歳を超え、50・60歳を超えることが
むしろ当たり前のように語られています。
よーかんがえたら、ア○コジャパンのCMなんかも、すでに70歳80歳に
生存していることありきで、話がすすんでんもんな。
ところが。
一方で、30歳代という唐突の年齢での死を目の当たりする例も、ごくまれにあります。
実は、先日 私の会社の先輩が死去しました。
突然の訃報に困惑しております。
以前は同じ部署。大学も同じ。大学時代にアルバイトしていたころも面識があったので
かなり心に残っている方でした。
数年前から脳に腫瘍を患い、以来、放射線治療を繰り返しておりました。
悪性だったら、すぐにダメになるものですが、彼の腫瘍は良性。
しかし、その治療方法である放射線治療というのは、本当に体力を減退させるようです。
それでもその先輩は、出社時はほぼ毎日、ランニングで会社へかけつけ
体力づくりにいそしんでいました。
体や健康に人一倍、心がけていた人が、僕らより早く死を迎えるという
本当に本当に皮肉な結果となってしまいました。
僕らの人生は、事故だろうと病気だろうと、いつも死ととなりあわせ。
そんなことを、ぼーっと考えてしまったのでした。
最近、なぜかこういう訃報が少なくないような気がします。
「まだ若いのに」というせりふ。
みんながみんな長生きしない。という昔の人なら当たり前に知っていたことを
ただ、僕らが忘れかけているだけなのかもしれません。
連絡ありがとう。
葬儀には出席できそうに無いので、弔電をと思っています。
本当に無念です。
ずっと一緒に居たい人から居なくなる。