ちょっち前の話ですが、小さくこげな記事がございました。
コメ離れ止まらない、1人当たり2年連続で「1俵」割れ[2005.05.19] 消費者のコメ離れが止まらない。農水省が19日発表した04年度のコメ年間消費量は 1人当たり59.0キロで、調査開始以来初めて1俵(60キロ)を割り込んだ03年度よりさらに 1%減った。サラリーマンなど消費世帯だけではなく、農家の消費量も減り続けている(朝日新聞)。 |
とな。
先日も、近い出張で佐賀や久留米のあたりをうろうろしていたときに、車道沿いに目の前にて広がる
水が引かれた田んぼを前に、似たような話題で盛り上がっていた。
そうえいば。
昔は、飯をのどにグイグイ押し込んで、がんがん食っていたなぁ。。。と。
それが、一日3食の中でいまやどれだけ食べているか?
よくよく考えてみると、麺類だろうが、パンだろうが、お好み焼きだろうが、ピザだろうが
すべて「麦」わけで。
ビールだろうが、ウイスキーだろうが、やはり麦なわけでして。
焼酎は最近でいえば、やはり芋や麦だろうし。
そんな話をしていると、走る車は筑紫平野の麦畑を横切り、
あたり一面に小金色の麦の穂がなびいておりました。ちなみに筑紫平野は麦の産地。
さらに言えば、今はまさに収穫の最盛期。
すべてにおいて、米の勢いがいまいちである。
餅も食べなくなった。ビーフンもあまり食べないなあ。日本酒の消費量も相変わらず激減のまま。
うーん。九州での日本酒どころである福岡としては、ちと由々しき問題ですな。
一方で生産量は相変わらずで米あまりは、ますます進んでいるそうでっせ。
ゆえに減反も進んでいるそうですね。
農家のかたがたのご苦労は想像を絶するレベルに達しているようです。
で一方、このニュースにも書かれている「米一俵」という単位を割ったのは、
どうやら昨年の2月だったとか。そしてなお今も減り続けている米の消費量。
さて、昨年の2月、何が起こったか?ご記憶ありますか?
吉野家の牛丼販売の停止ですね。
これによって米の消費量が大幅に減ったということは
さらにあることが言えます。それは。。。
「日本人は自宅で米を食っていない」ということ。
実はこれってもっと問題じゃないかい?
米の小売量も減る。下手したら炊飯器の売り上げも落ち込み、ひょっとしたら家族で飯を食う人も
年々減っているかもしんない。
魚食が減り、ファーストフードが増えれば、この現象は至極当然とも言えなくもないですが。
もちっとうまい飯食いてえよなぁ、日ごろからさ。
お米は うちも田舎で作ってますが、なかなか大変のようですよ。
(生産量と消費量の問題もですが後継者およびどのくらいまで手を拡げるかという問題も含めて)
私は、炊飯用の土鍋購入しました。
思ったより手軽にできた上で、おいしく炊けますよ。
でも、今からの時期はお米に虫がつくんですよね。