二子山親方が死去、一時代築いた「角界のプリンス」[2005.05.30] 大相撲の名大関貴ノ花として一時代を築き、初の兄弟横綱となった若乃花、貴乃花の父でもある 日本相撲協会事業部長の二子山親方(本名・花田満)が30日、口腔(こうくう)底がんのため、 東京都内の病院で死去した。55歳だった。 |
おいおい、亡くなったのは二子山親方やろ?貴ノ花じゃねーじゃん。
と、タイトルを見て突っ込んだ方もいたはずですが。。。。
僕にしてみれば、今回亡くなったのはやはり貴ノ花なのね。
幼いころの娯楽といえば、野球と相撲。
そのころの相撲はめっちゃ面白かった。かつて一度だけ升席で見たときなんて
その翌日の学校ではヒーローだった。
あまりのウルサイ応援にNHKのカメラが、僕らを一瞬抜いたそうですので(^^)ゞ
まぁそのくらい、力士という力士にはまっていました。
僕の中では小学校1年のころの悪役は北の湖。
かっこよかったのは、輪島。
んで、可愛かったのは高見山と長岡(この名前を知ってるのはマニア。朝潮太郎のこと。)
でもって、ヒーローが貴ノ花だったわけです。
実は何を隠そう、この貴ノ花の前でさらに幼い頃・・もう忘れましたが
九州場所の折、部屋でちゃんこを食わせてもらった記憶があります。
恐らく後援会関係のツテかなんかだったんでしょうね。
誰がいつどうやって連れて行ったか、ほとんど覚えていないのですけど。
そのヒーローが土俵でしのぎを削っていたことを明確に覚えている僕としては
今回の親方の死去は、ひじょーにショックです。
これで王貞治が世から消えたら、僕の中のヒーローは消滅してしまいます。
55歳・・・。いくらなんでも早いっちゃないとね??
酷なことをしやがるもんだ。運命っちゅうもんは。。。
ちなみに。
相撲の醍醐味は「しのぎ」と「技」。
貴ノ花のイメージ・・・それは土俵際の粘りこそが、最も印象に残ってる。
それが外国勢を中心としたパワーと重量相撲で様相が変わった。
面白さの減少。
それゆえに、曙を舞の海が三所攻めで倒した一番を
誰もが印象深く記憶しているわけです。
そして。
いまや「技」も朝青龍に取られている角界。
おわっとるべ。