やれやれ、このところ更新がおぼつかない。
ナツの暑さにやられて、本当に知らない間に一日が終わってしまった。
という日が、連続して続いているのでした。
こういう時は食欲も著しく減退する。。。
そんなときは、蕎麦しかない。
福岡にはそれなりにうまい蕎麦屋が拮抗して、軒を連ねている。
特に食欲が落ちたとき、僕はいつも加辺屋(かべや)の割子そば(わりこそば)を頂戴します。
少しずつ食べるという、まるで妊婦さんのような食し方が、
実は疲れた胃を少しずつ生き返らせてくれます。
注文はいたってシンプル。3段・4段と数字を言えばそのままゆでて冷やした蕎麦が
出てまいります。薬味はそばつゆのほかに、ネギともみじおろし。
僕はちなみに薬味はそばつゆ以外使わず、蕎麦をすすり上げます。
微妙な甘い味と香りがいいのよ。これを味わうなら、薬味はなくていい。
で、
蕎麦っちゅうもんは、関東の人間に言わせたら九州では食えたものではないそうな。
原因は「しょうゆ」
つまり、九州の甘すぎるしょう油で作った「かえし」を元に作ったそばつゆなんかで
食えるか!てやんでぇ!!という考えだとか。
地元の味で育った僕としては、そんなこと知ったことではなく
かえってその甘みが病み付きであったりするわけです。
それぞれの好みはありましょうが、博多の町では博多の蕎麦がうまいと
僕は勝手に思っております。
ちなみに、博多で蕎麦がうまいと思われるお店は・・・5軒ほどございます。
このナツを乗り切れる自信があまりないので、おそらく8月の間に蕎麦の話が再び出たりして。
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ちなみに。
以前もどっかでお話したかもしれませんが。
蕎麦が日本で最初に伝わったのは、この博多です。
蕎麦だけでなく、うどんも。
「伝来の地」なわけです。
鉄砲やキリスト教の伝来は有名な話ですが、
日本人にこの2つ以上になじみがあるうどんとそばの伝来は
教科書には出てきません。
とはいえ。博多区の承天禅寺に行けば、その碑が立っています。
明日も麺類にしてしまいそうな予感。。。。
蕎麦、いいですね~。
郊外に古民家を改造して、手打ち蕎麦を出している
ダンディなおじ様方、多いですよね。
結構、道なりで看板を見つけたら、飛び込んでいくことが多いのですが、みなさん、男性かご夫婦でされているようです。
女性の方お一人でされているのは見たこと無い気がします。蕎麦にはそういったオトコの人を虜にする魅力があるのでしょうか。。。
(つづきです。途中でPost押しちゃいました。)
夏に麺類は欠かせないです。
あまり頑張り過ぎないようにされてください。