最終日、アップルに勤めるダグとサニーベールという街中にある
日本料理屋に行った。
彼曰く、「めっちゃうまいよ、まじで(日本語)」とのこと。
ipodのデザインを担当する彼の車には、やっぱりipodが搭載。
でも、かかってる曲がウルフルズやし。根っからの日本人ばり。
到着した店の名前は、「TANTO・たんと」。
中に入ると、小上がりの座敷があったり、キープの酒が並んだりと
いかにも日本の居酒屋って感じの作り。
ダグはちゃっかりこの店に「久保田・萬寿」を1升瓶でキープ
してた。
注文したのは、ブリ大根やら肉豆腐やら超日本的なdishばかり。
まさにソウルフード。連日のアメリカナイズされた料理から
開放されたためか、むさぼるように食い散らかした。
思えば13年前にアメリカに来たときは、1日1食のときすらある
貧乏旅行だったため、ゲロ甘ドーナツを5個ほおばっても
なんら問題なかったのに。今は食生活のこだわりなのか習慣なのか
そこらへんが起因して、とてもじゃないけど連日のピザや
ポテトに抵抗を感じていたわけで。
やっぱ日本人やなぁと我ながら思ってしまった。
で、ダグや、よっしーと一献傾けながらappleの話で盛り上がる。
勤務時間が長い。朝8時から夜は9時くらいまで。
社長がオフィスにふらっと訪れることもあるとか。
憂さ晴らしには筋トレしてる(社内にジムがあるげな)とか。
日本にいてはなかなかわからない社内事情がシリコンバレーの
超優良企業内にもあるもんだ、とちょっと共感できたのが
嬉しかったわけで。
とまぁこんな感じでダグと別れ、そしてカリフォルニアとも別れ
日本に帰ったわけで。
成田について最初に食ったのは鯖の押し寿司。
鯖や鰤といった青魚は、僕としてはやっぱ譲れんうまい食い物で
これがないと、なかなか胃袋が落ち着かない。
ということで非常に刺激が多いアメリカではありましたが
こと食事に関しては、やはりどう贔屓目を割り引いても
日本の福岡がナンバーワンじゃなかろーかと思ったとです。
それにしても太ったはず。ダイエットしよっと。
ちなみに。
帰りの飛行機に乗る前に、サンフランシスコの空港で茶そばが
あると聞き、食べる。
まずかった… il||li _| ̄|○ il||li
しゃれにならんくらいにまずい。
で、しかも。
$8.5(およそ1,000円)って、なんじゃそりゃ。
僕が愛する、博多の究極のランチと値段が変わらんやんけ。
くそ、いい商売してやがる。