先日、ひょんなことから、こんなことを言われた。
「ippeichanって、女性っぽいよね。語学学習意欲が。」
とな。
とある女性の意見。彼女いわく
「女性の方が、語学習得の意欲が高い」そうな。
なるほど。
言われてみると、そうかもしんない。
別の僕の周りで一生懸命、英会話スクール行ったり
○○語スクールに通うヤツは、男性にはいない。
で、何故僕の場合、習ってきたのか?ということを、この話以降
改めてずーっと考えてみた。
通常だったら、「海外で仕事したい」とか
「国際交流がどうちゃらこうちゃら」とか、そういう理由がありそうなもんだ。
でも実は全然違う。もちろん取材やら仕事やらで必要に駆られて…
ということもシチュエーション的にはあった。けど勉強せんでもなんとかなる。
仕事での語学なんてそんなもんだ。
本音は全然違う。非常にネガティブ。理由は「相手が胡散臭い」と思ったから。
「相手」って誰?それはアメリカ人や韓国人や中国人。
なんかウソつかれているのでは?なんかダマされているのでは?
わからないと思って、目の前で悪口言われているんじゃないか?
誰だって、そういう先入観を持った経験はあるはず。
まさに語学履修のきっかけはこんなもんでした。
韓国語を習いだしたのも、このような気持ちがなかったか?といわれたら
「ありました」とはっきり言える。中国語も同様。
旅行などで相手国に入ると、言葉がわからないだけに
常に「疑いの目」で人と場所を見る。周りには悪いやつだらけ。ってね。
要はこの「人を疑うことへの疲れ」よりは、「語学学習の疲れ」の方が
健康的で内容もさほどハードでないわけです。
そんなもんじゃない?今、改めて考えると、初めて韓国の地に
足を踏み入れた日と先日の韓国訪問とでは、精神的な疲れに
雲泥の差があるもんな。
こういう理由で語学履修することが、実はかえって健康的じゃないか?と
僕は常々思います。
なぜか?
戦争が起こる理由は「人種差別」がほぼ原因です。
人種差別は「無知・先入観・偏見」で起こります。
その先入観はどこから生まれるか?それは言葉の壁に他なりません。
さっきの「胡散臭さ」って誰でも経験あるはず。
そこに差別や戦争の芽があります。
しれっと語学の学習してたら平和友好に一役買えるんなら
あなたもやってみたら?とりあえず英語か中国語か韓国語あたりから。