放送局裏話

解説|降水確率の謎に迫る

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梅雨ですね。ジメジメしますね。

僕は、低気圧が停滞するとなぜか頭痛が発生します。きのう実はこのわけわからん頭痛に悩まされました。今日もなーんか重たいんすけどね、後頭部。。。。

で、本日Yahoo!天気を覗いて、週間天気を確認しました。

 

この1週間において、あなただったらどの日に傘を持っていきますか?予報が「降るぞ!」と言っているのは、日・月のみで火曜以降には
傘マークが出ていませんね。普通だったら、傘マークがなけりゃ傘を持って行かないでしょう。

ところがです。その下の降水確率をよく見てみましょう。70%・50%・40%・30%・40%…と続いていますね。

そもそもこの数字が何を表しているか?がよくわからないのでこの数字と傘を持っていく判断基準の相関関係みたいんとが

よーわからんですよね、普通。

実は以前、気象予報士の方にこのあたりを細かく習いました。結論を言えば、「30%以上の日は傘を持っていくこと」とのこと。

つまりこの1週間は「毎日持って行け!」ということです。

降水確率にはいろいろワナがあります。

●1mm以上の雨が降る確率だということ。
つまり1mm未満の雨が降らない保障はない。
→一応ですが1mm未満の雨を、傘ささずに歩き続けてよいなら、かまいませんが。

●過去の同じ気象条件での割合を示しているだけ。
→今日と同じ条件下で、うち3割で雨が降ったら30%、4割なら40%となります。
つまり10%だろうと降るときは降るし、0%でも実は四捨五入されているデータなので
1mm以上の雨が降る確率は0ではないし、1mm以下に至っては、どんな割合が
出ようとも降る恐れはあるということです。

どうすか?

じゃあますますどうしたらわからんじゃん!という感じですね。で、30%をひとつの基準とする理由は何でしょうか?別に大した理由じゃないんすけどね。

だって3回に1回近く降るんでしょ。要は「持っていかない手間」より「持っていく手間」が下回る…ただそれだけ。手間というより「コスト」で考えた方がいいかも。持って行かない場合に濡れて被る損害と持って行くときのコストに、それぞれの確率を掛け合わせれば、その意味合いがわかるかな?

まぁ最後は主観です。気象予報士いわく30%で折り畳み傘 40%以上はでかめの傘を…と言ってはりました。素直に受け止めましょう。この基準は結構あたっています。

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