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不買運動がピーク?日本人が韓国に行けば襲われる??
2019年8月27日(火)午後3時半ソウル発 済州航空に乗って福岡に戻りました。搭乗率は85%(186席中158席)。比率は日本人55名:韓国人103名でした。常時一定数の来訪者が存在している、幹線の定期便は、誰がどんな情報を拡散させようが、大きなブレが出ていないようです。
韓国は商売が大前提。売り手も買い手も拒絶傾向は無し
最も驚くのは、本屋のベストセラーランキングの棚
ソウルで最大級の書店である教保文庫(キョボムンコ) 光化門店に行ってみたところ、あふれんばかりの人たちがお客様としてやってきていました。
ちなみにこの本屋の目の前では、よくテレビなどでジャンジャンやっているデモ活動などが行われているような場所です。8月25日はフリーマーケットをしていましたが(笑)
さてここでめっちゃ驚くのは、店舗のど真ん中にあった「ベストセラーランキング」のコーナーです。
輝かしい第1位は…李栄薫氏らが書いた「反日種族主義(반일 종족주의)」
そしてその次の第2位は…「おしりたんてい 第8巻」
いずれにせよ、「日本製品不買運動」が国民へ仮に浸透していたら、絶対に起こりえないランキングですよね。筆者もちなみに「反日種族主義(반일 종족주의)」をこの場で購入しました。誰かに何かを言われるのか?購入するときに何か、身分を確かめられるのか?!?!?
何もありません。サクっと購入できました。そんなもんです。
日本の商品やサービスは、やっぱり韓国人に切望される
ソウル最大の繁華街である江南(カンナム)地区に足を延ばすと、丸亀製麺が元気に営業していました。そこへ入ることを思いとどまらせるような雰囲気もなければ、不買しようなどという表示も雰囲気も皆無でした。普通に顧客は入店し、普通にうどんを食べている様子をうかがうことができます。明洞も仁寺洞も江南も、どこを探してもニュースで話がでていた「不買運動シール」などというバカげた意思表示は、ただの1つも存在せず、店員さんたちはどこでも筆者たちに気軽に声をかけてきました。
考慮の必要ゼロ。政治的に偏った人は我々の客ではない
まぁこう考えていくと、不買運動にかかわる韓国人って、そもそも「客」でしょうか? わざわざ「買わない」って言ってくださっているのですから、客の候補から「排除」できるわけです。そして他方で、購入をしようとしている人は、ソウル市内にも大変多くいらっしゃるという現状があるわけです。その「現状」はソウルまで来ないと分からないです。本ブログで幾度も話をしていますが、メディアの情報は全く信じるに値しません。少なくとも商売をする方にとっては。。。
商売人が取るべき3つの態度 発信・歓待・徹底無視
COEXモールにあるピョルマダン図書館に行くと、こちらにも日本の雑誌がたくさん置かれてます。皆がこれらの雑誌を借りたいと思うから、ここに日本の雑誌が多数貸し出されているわけです。これらの韓国市場の現状と、一部の人間やメディアによる妨害に等しい行為や情報発信に対して、韓国向けにビジネスをする企業やスタッフは、何をなすべきか?まとめると以下のとおりです。
1)情報を発信する・・・とにかく一般のお客様が情報を発信することを萎縮している時期です。他方で通常以上に情報を検索しています。「今、行きたいのだけど」「今、買いたいのだけど」。そんなお客様の期待に応えられるだけの情報発信を継続して実施しましょう。
2)顧客を歓待する・・・我々も無条件にソウルで歓待されました。彼らはただの一言も今のニュースのことを言ったり、態度に出したりということはありません。当然だと思います。商売しているのですから。だったら、お客様を呼んで商売している人たちは、もしも韓国からお客さんが来られたらしっかり歓待しましょう。
3)徹底無視する・・・あとは、反日・嫌韓な人、そうでなくとも「今どき韓国?」「行って大丈夫?」「商売して大丈夫?」などという人は、ほぼまともな情報を持っていないか、先入観を持っている人です。このブログを読んで不安であれば、筆者と同じように、一度渡韓されることをお勧めします。そのうえでご自身で判断してください。筆者はあくまで事実のみを伝えていますので。