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日本と韓国の違い。パスポートのパワーと所持率の差とは

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日本のパスポートのパワーは1位、パスポート所持率は23%

 

日経アジアンレビュー(NAR)は20年2月18日、イギリスの移民専門コンサルティング業者であるヘンリーアンドパートナーズの報告書を引用し、

日本がシンガポールと並んで世界パスポートパワー1位となったと伝えました。

パスポートパワーとは、「パスポートの所持だけで世界で最も多くの国家にビザ無しで行くことができる」という意味です。

対する韓国は3位に選ばれました。

 

日本やシンガポールのパスポート所持者がビザ無しで行くことのできる国は190ヵ国に至ります。

また、アメリカ人口調査局によると、これまでの12年間、G7(主要7ヵ国)国家の国民のパスポート所持率は17%高くなり、2019年の平均44%となりました。

一方、日本人のパスポート所持率は23%となり、韓国は約40%の水準となっております。

NARは日本人が安全な地域への訪問を好むとし、日本の低いパスポート所持率はグローバル化に取り残されている現実を表していると評価しています。

(出典:https://www.ajunews.com/view/20191218104138131

韓国のパスポートのパワーは3位、所持率は約40%

 

韓国のパスポートパワーに関してみると、ビザ無しで188ヵ国に訪問可能であり、ドイツ、フィンランドと共に2番目のグループに属しています。

1番目のグループは先述したように、日本とシンガポール。

なお、韓国のパスポート所持率は約40%であり、韓国外交部(外務省)の資料によると毎年約500万件のパスポートが発給されています。

(出典:https://www.ajunews.com/view/20191218104138131

(出典:http://www.index.go.kr/potal/main/EachDtlPageDetail.do?idx_cd=1683

日本国民のパスポート所持率が低い理由

 

日本のパスポート所持者は、世界190ヵ国に無ビザで入国することができ「パスポートパワー」が最も強いことで評価されています。

しかし、日本人のパスポート所持者は4人に1人程度であり、十分にパスポートを活用できていないというのが現実です。

これは、パスポート所持においても日本人特有の「内向性」が反映されていると分析できます。

 

日本旅行業協会によると2017年、海外に出国した日本人の割合は14.4%に過ぎなかったとのこと。

世界の様々な国を自由に訪問することができるにも関わらず、国民の大多数がこの権利を活用していないということになります。

 

対する韓国国民のパスポート所持率は40%程度、アメリカが30%程度であることを考えると、日本国民のパスポート所持率は大きく下回ります。

海外旅行だけでなく、日本人の海外留学生も減少傾向にあり、社会人であっても海外勤務を好まないのが日本人の傾向。

人口数の差と経済力格差を考えると、日本人は特に海外へ出ようとしないのが如実に表れています。

(出典:https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=104&oid=015&aid=0004051914

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