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韓国人採用 本気ですか?(6)売りこみを真に受けてはいけない

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そこまで簡単じゃない韓国人採用

この記事は、もともと私のFACEBOOKにだけ挙げておりましたがあまりにも反響が大きかったので、FACEBOOKでは公開記事とし、自社ブログにも併記することにいたしました。

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【そこまで簡単じゃない韓国人採用】
本日付の西日本新聞にご掲載を賜りましたことは、誠に喜ばしいことではありますが、掲載内容は「よいこと」ばかり書かれているので、ちょいと注意が必要。

韓国の大学側は自校の就職率を上げたいので、日本企業への就職あっせんを進めようと必死です。これにそのまま乗りすぎると、リスクが3つほど出てきます。

 

韓国人採用に着手する前に知ってほしいリスク

①在留資格(ビザ)

大学は貴社のビザの面倒は見ません。あなたの会社が仮に内定を韓国人学生に出したところで、ビザがでなけりゃ意味がありません。
ビザが認定される条件ってなにか?知ってるあの会社が出たから、うちも・・・というほど簡単じゃない。

②離職

採用はできる。本人も長く働くと言った。でも実態はそうでもない。

なんだ、すぐ辞めたじゃないか。。という話も散見されます。それは何故か?
中小企業でも優秀な人材を採れる!というそんな虫のいい話が本当にあるのか?

ありません。

はっきり申し上げると日本人採用より大変です。でも、別の言い方もできます。

「今までの日本人採用のあり方がそもそも間違っていた」と。それを気づかされる機会になる可能性は十分あります。

③内定の重複

韓国側の大学は「内定率200%」などを謳いたがります。したがって自社で内定が出ても、辞退させたり、必要以上に内定の確定まで待たされたりされることがあります。

 

大学の思惑に振り回され自社の採用がスムーズにいかないとき、当然そこに不信感が芽生えます。当社では、既に不信感を持っている韓国の大学すらございます。(具体的にどの大学なのか?の情報があります)

 

それらすべて経験と何度も折衝を試みるうちに、大学によって、本当に学生のキャリアを第一義に考えている学校と、教授個人や学長、大学自体の実績など、自分の手柄だけを求めようとしている学校が見えてくるから、わかる話です。

 

だからこそ、日本人の採用以上に、細やかな配慮が必要です。

 

もともと人気が高くて直接雇用がしやすい企業(業種)ならいざ知らず、元来採用に苦慮している企業(業種)であるならば、何事も裏を取って真相を知ることが重要であることを、こういうニュースが出たときにこそ、考えさせられます。

 

 

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※著作権法第32条(引用)に則って当ページに掲示しています。

 


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