韓国向けインバウンド情報

KOTFA など 韓国で展示会に出展する時の注意点

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まずこの写真をよく見てください。この写真は、ホスピタブルが2011年にKOTFAに出展した時の一幕です。

毎年旅行博が韓国ではソウルや釜山で行われます。旅行博に限らず、物産系の商談会も多数行われ、日本企業や自治体も、よく出展しているご様子です。

ただし。
この出展に先立ち、韓国で行われる出展イベントにおける
注意点を列挙します。くれぐれもご注意ください。

1)来場者に一般人が含まれるイベントの場合、子供の動員があります
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要は、来場者数の嵩上げのために、近隣の小学校から高校、大学まで多数の動員があります。旅行博の場合、専門学校や大学、高校などで旅行会社やホテル、航空会社へ行きたい学生が来ることについては、彼らには意味がありますが、収益を目的とした日本企業や自治体にはあまり意味のない客です。アピールに徹するなら、それはまた良いですが。。

まじでめちゃくちゃ来ますよ。子どもが。。。

2)チラシやパンフを大量に取って帰る人がいます
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自治体出展の場合、やってきた公務員の方々が必死こいてチラシを配布している姿をみかけます。そもそもですが韓国人はチラシをほぼすぐに捨てる傾向があります。一生懸命、公費で作ったチラシもそのほとんどはゴミ箱に行きます。

そして。
たまーに、明らかに旅行などに行かんだろう、おばちゃんが大量に
チラシを持って行こうとします。声をかけると、やれ「友達に配る」だの
やれ「知っている旅行社に持って行ってやる」などと言います。

が、嘘です。彼らは古紙回収業者です。日本製の印刷物は紙質がいいので
高く売れます。彼らはイベントで仕入をしています。公費で作ったチラシが
関係のない人の収益源になることがあります。

3)「バイヤーです」と言って、やってくる人がいます
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あまり上手でない日本語で、「バイヤーです」と言ってくる人がいます。その人は、ほぼ間違いなく個人事業主か、○×コンサルティングなどと称し「○○にネットワークがある」「××を知っている」などと言ってきます。

そういう人がいたら、食品などの試作品を絶対に渡さない方がいいです。なぜなら、彼らはパクリ屋だからです。試作品を確保して、あたかも自分がオリジナルだと言って先に韓国市場で売りに出す可能性があります。

というか。そもそも試作品を韓国の展示場に持って行って市場調査だ、などと出展するのは、最も愚かな行為です。絶対にお勧めできません。韓国は模倣リスクの高い国です。その模倣自体を上手に使って、マーケティングするくらいの強かさが無いのであれば、出展そのものをお勧めできません。

旅行博の場合は、こういう偽バイヤーがすぐに「独占販売権」を要求してきます。商談の内容として受け付けること自体が、とても危険です。

4)ドロボーが現れます
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最初に見ていただいた写真、ご記憶ありますか?我々はこの写真の右に映っています、超大きいHELLO KITTYのぬいぐるみを盗まれました。本当に、ちょっと目を離した隙にやられました。

当然だれも責任を取りません。すべて自己責任です。

いかがでしょうか?インバウンド花盛りですから、企業も自治体の皆様も、なんとなく旅行博に出展しなきゃって、気持ちになっていることかと思います。

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が、実態は結構こんなもんです。韓国の市場において信頼できるのは、日本へリピーターとして来訪してくれる個人客の方々です。中間に現れる人や、特段日本渡航への関心が無いような方々にとっては、出展企業は単なる使い勝手のよい仕入先程度でしか思われていません。

このような「顧客を見抜く眼力」があるなら、出展の意味もあるでしょう。通訳ではなく、供給者自体が明確な語学力と眼力を持ってこそ、初めて出展する意味があります。あとはご自身で意味を考えてこれらのイベントにぜひ臨んでください。

特に公費を用いて出展する場合は、ご注意を。。。

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