先日、とある方から学んだ話。従業員満足と顧客満足とを数値で表すと、正の相関係数が出る。 とのこと。つまり。従業員満足と顧客満足には相関関係があるそうな。これは明確に証明されている定理らしい。
まぁ一般的に考えればわかる。自分の商品が好き。自分の会社のイズムが好き。そんな従業員は自信を持って自社商品を薦める。笑顔で薦める。心をこめて薦める。当然リアリティがある。ヨソよりいいもの扱ってるという自信と誇りがあるから。そんな人が売る商品を買った客は、当然のことながらその言葉を信じ、そして取り入れて、やはり満足する。すべてがプラスに働く。これが理論上証明されているに過ぎないし、私たちの肌感覚でも理解しやすい現象です。
他方で、これが逆転してる場合。偽装がばれたり、内部告発が出たりする。社員は極力提案もせず、利己的になる。自分が何のために、この会社でこんな仕事をしてるんだろうと考えながら客と会うから。。。
そんなしぐさが散見される人が売る商品を誰が信じるか? 誰が積極的に買おうとするのか?
まぁそんなとこか。
「顧客第一」なんて言葉を社是の最初に持ってきている会社が従業員満足を全くもって満たさない会社だったりしたら、当然のことながらそのビジョンの達成なんてありえないんだなぁ。
「顧客第一」を謳いながら、従業員満足が低い会社。知っています。そうならんごつ心がけよう。いい教訓をもらった。2008年以降の目標だべ。