当社では2015年4月から本格的に沖縄県にて、訪日韓国人向けのプロモーションを実施しています。何故に昨年からなのか?という質問に対する回答となる証拠の1つに、過去の沖縄県としての態度が挙げられます。毎年ソウルで行われている韓国での旅行博における県ごとのブース出展において、2010年当時の様子を私たちで撮影しておりました。 パンフレットが段積みに置かれ、紅型が粗雑にブースに張られ、現地採用のアルバイトの女の子が支給されている琉装でただ座っているという、公金を使った施策とは到底思えないような姿を出しておりました。これすなわち、韓国へのプロモーションは、沖縄観光コンベンションビューローをはじめ、沖縄県の皆様が全く関心がなかったことがうかがえます。時が過ぎ、福島原発事故が発生し、福島県から最も遠い日本を目指す。。。というパラダイムシフトが起こり、沖縄を訪問する韓国人客は急激に増えました。しかしながらそれでも沖縄県は韓国には無関心なままです。したがって民間企業が独自に韓国向けのプロモーションを実施する必要があるため当社でお仕事が始まりだした。。。というのが現状なのです。
QABさんは、以前の朝日新聞の記事をご覧いただき、沖縄で取材をしたいというご相談を賜ったといういきさつです。さて、実際に取材いただきましたが、当社の持つソリューションが大変わかりやすく、明確に放映いただきました。実際に過去1年間にわたり施策を継続してきたタイムズレンタカー様においても、高い効果を感じていただいております。
本施策の根底にあるのは、韓国人の消費者社会においてレビュー文化が発達しており、供給者の一方的情報発信では顧客の購買には至らないというロジックが成り立っております。沖縄を目指す韓国人客も、なぜ沖縄へ行くのか?という理由が、そこに明快に表れている方だけが、4泊程度の旅行を計画して自ら航空機を予約して来訪するといいう傾向があります。
詳細の情報はQAB琉球朝日放送のホームページにも掲載されていますので、動画を含めてご確認ください。
【沖縄に関連したブログをさらに読む まとめ】 ~詳しいことはお問い合わせ下さい~
(情報と傾向)
沖縄観光における韓国人の動向
日本未訪問者に問うた韓国人向けアンケート結果を考察する
韓国人にとって、日本の人気都市とは?
(沖縄に韓国人が増えた背景)
2010年当時、超雑だった沖縄県の対韓国PR
私たちが知らない風評被害(2)
沖縄にて、インバウンドビジネス最前線 パネリスト出演してきました
(メディア紹介事例)
放映|【琉球朝日放送】Q+リポート 韓国からの観光客誘致の秘策
放映|【NHKおはよう日本】沖縄でのレンタカー需要 最前線!
掲載|【沖縄タイムス】パチンコもインバウンドの大切なアクティビティ