東日本大震災と福島原発事故が発生したことを受けて、当社のビジネス…そしてインバウンドの集客そのものが、2011年は3月から突如停滞し、日本への渡航を避ける傾向が蔓延してしまいました。
しかしながら、当社としては、今まで多かった団体による日本訪問はこの機会に減るだろうと見越し、個人客の獲得と動向調査、そしてリピーターの獲得を目的とした、店舗(物販店)を博多駅そばにて開業いたしました。
取材をしていただいた日本経済新聞社様によると「観光案内所」として見出しが書かれています。もちろん情報の提供を行います。それは「クライアントの飲食店への誘導」が狙いでもあるためです。言語が堪能なスタッフが常駐されている店舗というセールスポイントをアピールし、頼られる場を作ることを目指しています。
幸いなことに、この機能が店舗に反映されたことによって、開業から徐々に、観光客が増え始めており、認知度も上がり始めていると見ています。
中でも、店舗で実施している浴衣・着物のレンタルサービスが最も人気を博す傾向にあるようで、女性同士、カップル、親子など実にさまざまな方々が訪れては、浴衣・着物を着てくださいます。
サービスそのものも大切ですが、当社はこれらの浴衣・着物の提供はすべてWEBで管理しており、事前決済を終えた顧客にサービス提供しています。私たちがこのサービスで着目していたのは「海外においても、渡航前の事前決済を活用するか?」を韓国市場において確認したかったからです。
おそらくすべての企業ができることではないと思いますが、当社は確実にこのサービス構築と浸透に成功できつつあります。
当社のサービス・店舗展開は、福岡の地元の経済雑誌である「ふくおか経済」にも写真入りで記事掲載いただきました。今後ますます当社の強みとして育てていきたいと思います。
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