目次
出生と死亡の推移について
出生(2018年)
総出生児数は32万6,822人となり、出産する女性の人口減少と婚姻減少の影響を受け、
2017年(35万7,771人)より30,949人(8.7%)減少しています。
粗出生率(人口1千人あたりの出生児数)に関しては、6.4人と2017年(7.0人)より0.6人減少。
統計開始(1970年)以来、最も低い数値となっています。
合計特殊出生率(女性1人が一生産むと予想される平均出生児数)に関しては、0.977人と2017年(1.052人)より0.075人減少。
2001年以来、少子化(合計特殊出生率1.3以下)が続いている状況となります。
死亡(2018年)
総死亡者は29万8,820人となり、前年比13,286人(4.7%)の増加。
2006年以降、継続的に増加傾向にあります。
粗死亡率(人口1千人あたりの死亡者数)は5.8人で、0.2人の増加となりました。
男女の期待寿命と死亡率について
寿命(出生時平均余命)
2018年出生児の期待寿命に関しては、全体でみると82.7年となり、前年とほぼ同一となります。
(ほとんどの年齢層で死亡率が減少したことが、期待寿命の増加につながったと言えます)
2018年出生児の期待寿命については、男性が79.7年、女性が85.7年。
男女間の差は6.0年となり、前年と同じ数値となりました。
※2015年比で男0.3年、女性の0.2年増加
※2006年に比べ男性3.9年、女性の3.3年増加
期待寿命(Life expectancy at birth)とは
該当年度の出生児が“今後生きるものと期待される年数”を意味します。
(出典:2020.01人口動向調査)