英国の国際人材調査機構ECAインターナショナルは2010年6月14日、国際人材調査機構ECAインターナショナルが世界で「最も生活費の高い都市」ランキングを発表した。東京は続く円高で、生活必需品とサービス価格が大きく上昇し、世界で1番生活費が高い都市に選定された。2位はノルウェーのオスロ、3位はアンゴラのルアンダ、4位は名古屋、5位は横浜、7位は神戸となった。
韓国のメディアは、東京が今年、世界で物価が一番高い都市 1位に選定され、日本はトップ10に最も多く都市が含まれたと報じている。上位の50位の中には、アジアの都市では日本のこれら4都市をはじめ、ソウル、香港、上海が順位に含まれていた。ソウルは、昨年102位から今年は20位となり、82階段もの上昇をみせた。
アジア地区に限った上位10位は以下の通りです。
1位 | 東京 (世界ランキング 1位) |
2位 | 名古屋 (世界ランキング 4位) |
3位 | 横浜 (世界ランキング 5位) |
4位 | 神戸 (世界ランキング 7位) |
5位 | ソウル (世界ランキング 20位) |
6位 | 香港 (世界ランキング 34位) |
7位 | 上海 (世界ランキング 46位) |
8位 | 北京 (世界ランキング 55位) |
9位 | シンガポール(世界ランキング 67位) |
10位 | プサン (世界ランキング 75位) |
ECAはこのような急激な順位変動は、韓国ウォンの上昇によるものと説明しています。昨年3月、ウォン・ドル為替レートは1500ウォン(約113円)を越えたが、弱ドル現象が持続しながら3月には1130ウォン(約85円)の水準まで為替レートが下落したためだ。また、釜山(プサン)は75位となり、アジアでは8番目に生活費が高い都市になったとしている。
(以上mixi内のニュースから抜粋)
ということで、意外と知られていない事実ですが、韓国も着実に物価が高くなっているわけです。生活している人からすると切実な問題ですけどね。わたしたちが何故鈍感なのかと言うと、それは円・ウォンのレートで円高だからですよね。だから私たち日本人は韓国に行くと、割安感を味わって旅行中に買い物をするんですよね。じゃあ円高ウォン安なんだから、韓国人は日本で買い物することもないんじゃないの?って思いがちですが、それは違います。韓国人が日本で買い物をしたり、飲食店へ出向いて消費を続ける理由は、別の視点で割安感があるからです。
韓国人が日本で消費を行う理由を知りたい方は、こちらのブログをご覧ください。