日本国内においてのニュースバリューが著しく
低いからなんだろうなぁ、という理由から、あまり注目されていない
話題の1つをあえて抽出しました。
韓国の国家予算って、今年はざっくり40兆円規模です。
日本の半分くらいですね。
ただ結構、刮目に値するのは
21世紀に入り、5年都度で10兆円程度ずつ
国家予算が増加していることでして。
歳入をみれば、歳入全体に占める国債の比率が50%近くになり
全体の税収の中における消費税の割合が高くなっており、
歳出をみれば、社会保険や福祉などが急上昇。
少子高齢化が進んでいることが、国家予算からも
見て取れます。
他にも、教育費用に関しては、若年者雇用の促進や
それに伴う教育の拡充が増えておりまして、私たち
日本企業としては、人材採用の点においてメリットが大きく
なりつつあるのかな?と窺えます。
今回の国家予算が今後どのように動いていくのか?
激しい外部環境の変化を考えながら、状況を冷静に見守る
必要が出てきていると考えています。
記事とグラフ上にある数値の中で、主要なものは。。
大韓民国のGDPは1兆、4,044億ドル(世界11位)
1人当たりのGDPは2万7,633ドル(世界29位)
前年比の予算の割合が高くなった分野は
社会保険、福祉、労働130兆ウォン(前年比5.3%増)(国会予算全体の約3分の1)
地方行政に63.9兆ウォン(7.4%増)
前年比予算が縮小された分野は
インフラ投資が21.8兆ウォン(△8.2%)
産業、中小企業のエネルギーは15.9兆ウォン(△2.0%)