僕のビジネス論

書評|Web2.0でビジネスが変わる CGMの台頭

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2006年3月末現在、総務省によると、ブログの開設者は866万人だそうな。ブログを経由した電子商取引は2004年度の28億円→2006年度で1275億円(予測)とか。 この情報は日経新聞8月25日を参照。すげーよな。ブログやっている人なら、たいがい知ってる言葉と思うけど、CGMと言う言葉がにわかに話題。

 

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わからん人はこれを読むと、結構わかりやすいよ。CGM(Consumer Generated Media )【消費者生成メディア】だな。つまり消費者が、ブログなどのWeb2.0的ツールを駆使して、情報を発信しそしてリンクさせ、共有することで、既存のマスコミ以上のメディアを形成するわけだ。

思うに。
このCGMの急速な発展を、最も理解せず意図的に無視しているのがローカルのマスコミじゃないか?と思うわけです。地方民放や地方新聞社です。おそらくその根底には「まさか…」という思いがあるはず。

「まさか、自分たちの媒体力が凌駕されるなんて」という感覚ですな。しかしそのまさかは、結構急速に現実のものになるかと
予測されています。なんつったって、こんだけ急速に発展・成長を遂げている産業がほかにあるか?ということを挙げるべきでしょう。

媒体の普及と成長が見られ、それにともなって市場性の成長も著しい。人間の数は限られ、それ以上に24時間という時間も限られている。その中で、通常のマス媒体へ接する時間がCGMに比べ減ってきていることは、間違いの無い事実なわけで。事実、僕もこうやって限りある時間をブログの更新に当てているわけで。やっぱ、この媒体に接している人間じゃないと、媒体力のすごさと怖さを理解できないのかなぁ?と思ってしまう。

既存マスコミ企業へ警鐘を鳴らしても、相手にされないだけに。。。。僕がブログを書き出した2年前と比べて、ポータルサイトがブログのツールを出し始めたり、ブログ自体のポータルが増えたりと、確かにブログのインフラは画期的に増えた。

ブログをメイン商品としたベンチャーも立ち上がっているし。まぁでもこのブログも雨後の筍のように、いっぱい出てはいるけど皆がみんな、更新をせっせと続けて、メディアとして確立させ「続ける」ことがずーっと可能なのだろうか?という点は、ちょっと疑問視。

まぁあと10年程度は続くでしょうけど。接していると、自分の表現力や情報収集能力は磨かれます。磨かれると余計に、今のマスコミのポテンシャルの無さにあきれます。その現状こそ、CGM発生・成長の原因かなぁ。うーむ。

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コメント

  1. 日々雑感 より:

    CGM全盛時代の広告

    またもやmixiがらみですが、、、
    ミクシィ500万人突破 サービス開始2年半 楽天規模に急成長
    確か、私が昨年招待…

  2. nakanaka より:

     おっしゃるとおりですな。反論なし。
     でも、CGMも現在のスタイルは5年くらいしかもたないかも。さらにその先を考えながら動かないと。

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