テロ対策強化を表明 防止困難との指摘も[2005.10.04] バリ島同時爆弾テロを受け、インドネシアのスナルコ国家警察報道官は3日の記者会見で 「今後は(観光客の)身体や荷物の検査を徹底する必要がある」と対策強化を表明した。 だが現地では「これ以上は対策の取りようがない」とテロ防止の難しさを指摘する声もある(共同通信)。 |
一度ならず二度起こるとは、ほとんど誰も想像しなかったんじゃないかな?
僕もその一人ですけど。
バリ島は昔僕も行った事がある。すばらしいリゾート地であり、神々がすむ神秘的な島。
一生のうち、一度はぜひ訪れるべき場所ではないか?と今でも思うわけでして。
で。
ここのところバリ島でもテロのニュースを、ボケっと見てて、ふっと考えたことがあった。
「このテロって、誰が何のために起こったのかいな?」
インドネシアの国内事情に絡んでのテロだとしたら。。。
何で場所が「バリ島」なのか?政治の中枢を狙ってしかるべきでしょ。
でも狙われたのは観光地のバリ島。せっかく国が潤うための外貨獲得の地を
わざわざ狙うのは、つじつまがあわないわけで。
かつて、一度テロが起こったときは、オーストラリアがイラクに派兵をしたことへの
報復だ!という見方が多かったようですが、本当かよ?と思ってしまった。
それにしちゃ、バリ島が狙われる理由としては弱いんじゃないの?
という気がしたのです。アルカイダって、NYで飛行機ごと自爆テロ起こした連中よ。
「派手」さというもの、「訴えかけ」みたいなものに、意味合いを持たせようとしている
連中でしょ。オフタイムの外国人をわざわざ狙うのも、何か違うような気がするのです。
そこで、僕は勝手にこのような分析をしているのですけど。
テロも「費用対効果」を見て行っているのでは?
ということ。
?と思うでしょうが、以下の理由から。
南アジアでイスラムと象徴的に対立している地区があります。
それがインド。印パ戦争は長年の鍔迫り合いで、カシミール地区にいたっては
いまだ領土問題が未解決。
つまりイスラム過激派の敵のひとつは「ヒンズー教徒」であるインド。
ならば。「ヒンズー教」の聖地で、一発かませば、宗教戦争という意味合いからは
インパクトが強い。しかもそこは、たまさかリゾート地。たまさかイラクに派兵をした
オーストラリア人の保養地にもなってる。
一粒で2度おいしい。それが、バリ島のテロじゃないか?ひょっとして。
イスラム教徒の「Border」って、国境ではなく、宗教分布図だそうですよ、考え方が。
ヒンズーの聖地でテロを起こし、白人にも打撃を加える。
一石二鳥であり、費用対効果が見込めるテロなんじゃないかいな?ひょっとして。。。。。
過激派たちも、まずは先立つものがないと行動をとれんでしょうからね。