フリー[ペーパーバック版] 〈無料〉からお金を生みだす新戦略
posted with amazlet at 19.03.07
クリス・アンダーソン
NHK出版
売り上げランキング: 32,003
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さて、最近の話ではありませんが、
ここんとこ、空いた時間を使って、この本を読んでいます。
まだ半分程度しか読めておらず、読書のスピードが
遅くなったなぁと嘆いています。
で。
クリス・アンダーソンといえば、ロングテールとかそこいら辺の
話題を2006年ごろに、なんちゃかんちゃと書籍で出した人で、
当時シリコンバレーに行った経験のある私からすると、
結構目からうろこだったネタを教えてくれた一人です。
今回の本も非常に、グーグルが行ってきた戦略を
端的に教えてくれています。
「タダ」がどうやって会社にカネを生むのか?
というか、何が最終的に「タダ」なのか?
池田信夫さん的に言うと、デジタルで表現できる
いわゆる「ビット」ってやつ、つまりデジタルコンテンツですな。
これがとどのつまりタダやねんという話。
コンテンツはやがてタダに収斂していき、それこそが
イノベーションであり、それこそが既存のメディアの危機だという理論。
世の中、確実にその方向へ進んでいますね。
時代の流れが速いときこそ、体系化した理論を読むことの重要さを感じます。