身の上バナシ

公務員的な態度 公務員的な発想

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公務員的な・・・という言い方をしてしまったことありません?僕の周りにいる、公務員のカテゴリーに入っている人には、いわゆる
「公務員的な人」っちゅうのはいません。みんな社交的で、明るく、社会常識を持ち、話も合います。

・・・いかん。
このような書き方をすると、この真逆=公務員的っちゅうことを暗に言っているようになりますなぁ。

この際だから暗に言うのではなく、はっきりいいますが。いわゆる「公務員的」という人とは、何を指すかと言うと社交的でなく、暗く、社会常識を持ち合わせておらず、話もかみ合いません。実は先日、本当にヒサビサに、この「公務員的な」人とお会いしました。この方は国家公務員。とあるトコロの事務所の方だそうで、おそらく中央から田舎に送られてきた、定年まぎわのオジサマという感じでした。

自分が担当するトコロのPRを目的とした番組ができないか?という相談。うむ。これはまともです。ということで、某所で会う。いきなり名刺を差し出された。なんか調子狂うなぁ。おつきの人は明るくマトモな方でいわゆる僕の友達に多い「公務員的でない」公務員の方。で、このオジサマ。

終始、下を向いている。自分で持ってきた紙に僕の話をメモしているのだが、僕に見えないようにオジサマは自分側に半分折りたたんだ不自然な持ち方をしてセコセコメモをしているのです。

ただ、ちょっと賢くないのは、透けて見えてるんだよな。なぜ隠しているか?それは簡単な話。競合他社である他局にも同様の話をして数社の結果を1枚の紙にメモっているわけです。それもご丁寧に予めA局、B局、C局みたいに表で分けて空欄を作って、そこにメモしている。
アホか?このおっさん。そんなもの、別の紙にメモして、後であんたのオフィスでまとめりゃいいやんか?とにかく下ばかり見ている。とても会話をしているようには思えない。そもそも、彼らがなぜ福岡の数社にこのような相談をしにきたのか?それが疑問でならなかったので、たずねてみた。すると。

「実は他県で、以前同様の番組を行っているのです。」
「はぁ。。。ひょっとして、ラジオパーソナリティがどなたか1名と会話する形式ですか?」
「はいそうです。」
「そしてその出演者は、ローテーションで数人で回していませんか?」
「はいそうです。」

やっぱりな。この発想も公務員的。

一人にスポットライトが当たってPRをするのはよろしくない。担当している担当者が「平等に」出演するのが、差しさわりがない。頭が悪い典型といえますな。そんなもんで面白いPRができるわけない。ローテーションになると、面白くしようという気持ちも出ず、あたかも「掃除当番」が回ってきたかのごとく、適当に応対しがち。

それで言いたいことが伝わって、客の動員につながるくらいなら、ラジオで裸踊りでもしてた方が、とっぴで人が食いつくかもしれん。そしてこの効果のない方法を踏まえて、彼らは「PRの効果がない」とほざく。で、たぶん放送エリアが悪いのだろうと考え、福岡までやってきた。。。ということ。このように税金は無駄に使われています。

それにしても。
あの応対を繰り返していたオジサマのヨコで僕のことを気にしていてくれた、若手の公務員の方は気の毒だった。まるで態度の悪いガキを持つ、母親のような様相。僕の友人で公務員になっている人たちは、みーんなこんな苦労をしてるのだろうか?と思うと、気の毒でならんかった。行政改革はあと20年かかるかもしれん。。。。

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