福岡からは九州各県ほとんどへ3時間以内で行くことができます。
このインフラ整備は、人々のフットワークを極めて軽くしました。
そんな中、都会の喧騒や考え事、イヤなモヤモヤをすべて払拭したく
車を動かすうち、気づいたら南阿蘇にたどり着いていました。
行った先は南阿蘇のとある食事処。山見茶屋と申します。
この店の良いところは、囲炉裏端で食事を取ることが出来ることや南阿蘇の高台から阿蘇五岳を
一望できることなどが挙げられますが、それ以上にすばらしいのが「自然の音」しかしないことです。
BGMもテレビもラジオもない。炭がはじける音と静かな客の物音ぐらい。
囲炉裏から漂う香りと伝わってくる熱とを、五感で感じ取ることができるくらいで
ただひたすら、食事が出来上がるのを待つだけ。。。
この日食したのは、馬肉の溶岩焼きと田楽。
馬肉を溶岩でできたプレートで焼くという素朴な料理ですが、肉の持つコクと脂身の甘さが
ニラとマッチして、食が進みます。
でも、そんなにセコセコ焼かないとこが、溶岩焼きのよさ。飲み会の焼肉とは一味違う。
田楽に至っては、まさに「泣くまで待とうホトトギス」という感覚。
ジワリジワリと熱を加え、焼きあがった山女は皮を破くと、芳醇な香りとともに
強烈な湯気を立たせて上ってきます。 うまいね。
骨まで食することができる、山女を堪能して店を後にしました。
南阿蘇は山の幸を中心に、水や豆腐などをのんびり堪能できる土地。
ぜいたくな時間の使い方をするには、この土地の景色と材料がいるのかもしんない。
奇しくも昨日は吉野家の牛丼が一年ぶりに復活した日だというのに。。。
全く見向きもしない自分が妙に贅沢者に感じたのでした。
さて、どうでもいい話。以前小耳に挟んだ話だが。
森高千里は本人か、先祖かは知らんけど、出身がこの高森町だったとか。
だから「森高」という芸名になったとか?
ほんとか?
ただ、熊本出身の芸人は地名を芸名に当てる傾向があるみたい。
水前寺清子や八代亜紀など。高森千里とは言わないが。
そういえば、今をときめくヒロシも熊本出身。
ヒロシは熊本のどこの出身だろうか????
まぁどうでもいいけど。