きょうは朝からシリコンバレー内をうろつく。
中でも面白かったのは、ジェトロへ伺って
最近のシリコンバレーの状況を聞いてみた。すると。
やっぱりきのうと同じ話だったのでびっくり。
今後のシリコンバレーの動きは間違いなくコンテンツの時代へ
向かうとのこと。。。
そして。
この2006年からおよそ10年、2015年くらいまでが
インターネット全盛の時代になるそうな。
つまり今後の時代において、インターネット全盛はせいぜい10年。
その間までに世界どこでも通用する企画を発表することが重要だと。
なるほど。
さて。午後にYahooの本社を訪問。面白かった。
と、同時に正直な話、とてもうらやましい…と思った。
職場環境や、社員を厚く囲う体質、つまり能力ある人間を
会社の資源として意識していることが、社屋を見るだけで
十分感じられた。
社員教育やフィットネス、快適なカフェテリアなどは当たり前で、
社員だけでなく社員の家族全員が社を愛することができるような
インフラが整っている。
きょう、僕を案内したのも5月に子どもが生まれるという女性だった。
すばらしい。彼女自身も「働きやすい」と断言していた。
人を大事にする会社。やはり重要であり、SV発のベンチャーだろうが
古くからある会社だろうが、強さを感じる。
僕の勤める環境や僕の周りにいる人たちの環境は、
何か間違っていないか?と思った。っていうか、だから日本の経済力が
落ちているのでは?と思ったのでした。はい。
ちなみに。
Yahoo!の3階はエグゼクティブ(取締役)がずらりと並んでいるそうな。
個室にいない…、と。
他の社員たちと同じフロアで同じ雰囲気で働いている。
これもすごい話。
自らの意識でパテーションで仕切る、日本の経営陣って
やっぱりどっかで社員を資源と思っていない、そして自ら線を引いている…
と感じてしまうのでした。
でもね。査定は厳しいらしいよ。適正が無かったら退職を促されるし。
それでもこれはレイオフではなく「適材適所」から、次を斡旋してくれるそうな。
さて今の日本と、このYahoo!の体制、どっちが人的資源を重視しているのかなぁ??