最近、少しずつ僕の周りにブロガーが増えてるみたい。他の人が書くブログは、一通り目を通しブログリーダーに登録。たまに読み、またたまに読み…を繰り返しています。
今までは、なんとなくの「ブーム」あるいは「ノリ」で行っている雰囲気を感じていたのですが、どうもこの数ヶ月は変わってる気がする。
なぜか?
「僕も・私も ブログ始めようかなぁ?」という人から異口同音に出てくるコンセプトが、いわゆるweb2.0的な発想。「情報を発信する」ということの重要性やその渦中に自分を置くことの面白さを感じ始めている人をよく見受けるわけです。
そのさらに前身をたどると、たとえばmixiやgreeなどでかるーく日記を書き出したところ、なかなか面白く、しかもPCに向かって情報を発信しようとする時間を1日のリズムの中に組み込んだ人…という感じがするわけです。
放送や通信の産業で重要視されるのは「接触時間と頻度」
テレビ・ラジオはもちろんのこと、携帯で「通話する時間」や「webを見る時間」などが産業の発展の指針だったりしたわけですが。今は、その受身側の接触頻度や時間が、「発信」という全く異なる生活スタイルに奪われようとしているという、興味深い現象が起こっています。もちろん、「発信」には「受信」…つまりインプットの活動が不可欠です。
以前はそのインプットにマスメディアやネットサーフィンが利用されてた気がしますが、いまやそれら他媒体に乗った情報はある意味恣意的で他人の価値観や先入観が介在していることが十分あるせいか、それらをベースにしたブログを、さほど読まなくなりました。せいぜい、新聞記事の一部でしょうか???
それよりも、各ライターの身近で起こっている何気ない出来事が書き留められていることの方が、実は結構面白いよね。そう、つまりプライマリーデータの塊。それがブログ。だと思う。それはSNSにおいても同じ事が言える。2006年が始まってもう3ヶ月がたった。確実に時代は動いている。僕らの業種はまだまだ停滞が続くけど。。。
それにしても。ブログを書く人は、性格も結構似ている。
それは。凝り性。何かを作り出す、残す…そういうのが好きな人が多いような気がする。
あるいは。落ち着きがない人。何か言いたくて言いたくてウズウズしている人…そんな感じしません。人のこと言えんけど。