先日の話。
とある先輩から、こんな質問を受けた。
「春眠、暁を覚えず」って、これだけで終らない
・・・なんか詩だったよね?
そうそう。五言絶句ですよね。
それは知ってた。かつて中学校の頃だったか
暗唱してたはずなので、改めて思い出す。
春眠不覺曉. 處處聞啼鳥.
(しゅんみんあかつきをおぼえず。しょしょにていちょうをきく)
。。。。。。。。。。?!?!
その後を一瞬、忘れる。
。。。。。。。。。。、花が。。。なんだっけ?
引き出しを開けまくって
「はなおつることしるたしょう」だったような気がしますが。
って、何を言っているのか、自分自身がさっぱりわからなくなる。
せっかく昔覚えた大切な知識が、こうやって少しずつ消えていく
こんな事実に面と向かって大変ショックでした。。。
で、家で改めて調べる。
「春眠不覺曉. 處處聞啼鳥. 夜來風雨聲. 花落知多少」
そうそう「やらいふううのこえ」でした。
この五言絶句の中に、ものすごーく長い1日近い時間の流れが
描かれているわけですよね。そんなことすら忘れてた。
日ごろ、無味乾燥なことばかり考えてると、こういう脳みそを
使わなくなります。
気をつけよーっと。
まぁどうでもいい話ですが。
昔はよくこういう漢詩を叩き込まれたなぁと
記憶しとります。
五言絶句やら七言律詩やら。
そういえば。
日本人がつくった七言律詩も叩き込まれた記憶がある。
確か中学校の塾での話。教室の横の額縁に飾ってあった。
広瀬淡窓(ひろせたんそう)のつくったやつ。
「いうをやすめよ、たきょうくしんおおしと…」ってのですね。
「どうほうともありおのづからあいしたしむ」
「さいひあかつきにいづればしもゆきのごとし」
「きみはせんりゅうをくめわれはたきぎをひろわん」
覚えてた。よかった。ただ漢字で書けん。。。
で、検索。
休道他郷多苦心
同袍有友自相親
柴扉暁出霜如雪
君汲川流我拾薪
あった。ネットに載ってた。よかったよかった。
一応、こっちの記憶はまだ腐ってなかった。
たまに、こういうのをブラッシュアップしとかな、あかんな。
社会人の知識として。。。
中国の唐詩ですね。^^
中国では幼稚園の時掛け算と一緒に覚えます。