それぞれ象徴的な記事が載っていた。
「制裁決議は宣戦布告」北朝鮮外務省が声明[2006.10.17] 朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省は17日、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議を 「宣戦布告としか見なせない」とし、 今後、米国の動向次第で「措置を講じていく」とする報道官声明を発表した。 決議に基づく制裁強化にはあくまで強硬姿勢で対抗するとの方針を改めて示したもので、 北朝鮮が追加核実験などさらなる挑発行為に出る可能性が高まったと受け止められている。 声明は核実験について、「米国の核戦争の威嚇と制裁圧力策動」に対する「防御的対応措置」であり、 「主権国家の自主的で合法的な権利行使」だと主張。 その上で、決議は北朝鮮を崩壊させようとする「米国のシナリオ」によるものだと非難し、 いずれの国であれ決議履行によって「われわれの自主権と生存権を少しでも侵害するなら 容赦なく無慈悲な打撃を加える」と警告。(20時45分 読売新聞) |
もういっちょは、こちらの記事。
北朝鮮が2回目の核実験行えば「好戦的な行為」とみなす=米国務次官補[2006.10.17] 米国のヒル国務次官補は17日、北朝鮮がこれ以上核実験を実施すれば、 「好戦的な行為」だとみなす、と警告した。 同次官補は、ソウルで韓国とロシアの政府高官と会談した後、記者団に対し 「われわれすべてが、2回目の核実験が行われれば、北朝鮮による国際社会への 好戦的な回答だとみなす」と語った。(ロイター) |
まぁどちらも過激なことを言っていますが、北朝鮮側の意向を伝えたところで
アメリカが交渉のテーブルに付くなんて、まず考えられないですな。
しかも、なんかあっちゃすぐに「宣戦布告だ!」と言う北朝鮮。
この恫喝の仕方は昔から変わらない。だんだん、オオカミ少年化してきたな。
今思うことは、そろそろ内部崩壊後のことを、みんなシミュレーションしたほうがいい…。
ということ。
秀吉が好きな戦法、それが兵糧攻めだった。
これは効く。めっちゃ効く。
補給路を絶ったら、絶対に人間は生きていけない。
お金を止められたら、確実に北朝鮮は生きていけない。
謀反が起こりやすい。人が逃げ出す。
そうなると、国家としての維持が難しい。
国の崩壊はありえるとして、その時の一般住民は難民と化す。
彼らの行き先はどこ?日本には来るの?
みんなそれを考えてみないといけないのでは?!