我した島 沖縄

さんぴん茶 って 何?

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「さんぴん茶」というお茶をご存知でしょうか?

罵り語でかつて聴いた「ドサンピン!」とは関係ありません。麻雀の牌にある、筒子(ピンズ)の3。。。「サンピン」とも関係ありません。

実は沖縄では非常にメジャーなお茶でございますが、なかなか福岡では売っていません。名前はこんな感じですが、実は「さんぴん茶」とは「ジャスミンティ」のことなんですね。

先日、どうしても飲みたくなり福岡・天神にあります「わしたショップ」まで出向いて買ってしまいました。栓をあけた瞬間、ジャスミンの香りがふぁ~っとするのがたまらんね。ちなみに、わしたショップだと500mlあたり147円でしたが、ボクが先月沖縄に行った際、名護のジャスコで一本92円で500mlペットボトル入りさんぴん茶が売っていました。やっす~。

で、なんでジャスミン茶が「さんぴん茶」なんだろうか?調べてみた。

すると。

中国語が語源だとか????
おや?ボクは大学時代に履修してた第二外国語が中国語でしたので、それなりに言葉は覚えております。特に中国語は、単語テストの中にやたら餃子、炒飯、牛肉麺、麻婆豆腐、緑茶、紅茶、烏龍茶などなど、食い物が出てくるわけで。

当然ジャスミンティもあったのね。

で、ジャスミンティは「茉莉花茶(ムー・リー・フア・チャー)」だったはず。おっかしいなぁ。。

 

と思ってたら、もうひとつ表現方法があったのです。それが。。。

「香片茶(シアン・ペーン・チャー)」

だそうな。ふーん。知らんかった。

で、沖縄さんぴん茶は琉球王朝時代に中国から伝わったものであると言われてるそうな。沖縄では「香片茶(シアン・ペーン・チャー)」がなまって「さんぴん茶」といわれるようになりましたとさ。外来語がなまって日本語になるっちゅうのは、世界のいろんな言葉が母体で日本語になっていますが沖縄限定の外来語なまりの言葉。ちょっと面白いお話ですねぇ。

ちなみに中国に旅行すると、飯を食いに行ってもホテルに泊まっても出てくるお茶は必ずジャスミンティ。烏龍茶もプーアル茶も、まず出てこない。飲茶を食ったときも、まずはジャスミンティ。お酒を飲むのはちょっと野暮ったい。で、烏龍茶は出てこないけど売っています。中国人からしてみれば結構高い商品。ボクの友だちには烏龍茶を嫌うやつが多い。でもしかたない。缶入りはまずい。

ボクが買って来たやつを飲ませて、みんな烏龍茶への偏見が変わる。まずみんなの勘違い、それは烏龍茶って茶色いって思っていること。半発酵の上等な烏龍茶は抽出すると「緑色」で出てきます。このうまいこと、うまいこと。うまいお茶を飲むだけのために中国か台湾に行きたいものですなぁ。ぴらっと。

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コメント

  1. N より:

    さんぴん茶飲みたい・・・。
    沖縄に「帰り」たい・・・(泣
    ところで、M氏の伝言、ありがとう。
    彼の疑問には、「その通りっ!」としか
    答えようがありませぬ(号泣

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