これはちょっと前の話だが。
大阪から単身でお越しの方、ならびに三線の師匠である
NORIさん(北海道出身)と3人で食事をしたときに出た話。
「福岡の人って集団行動、好きよね」と。
??
言っている意味がよくわからなかった。最初は。
ところがそれが何を意味しているかが、すぐに氷解した。
「一人で飲める店が、なかなかないねん。」と。
ほぉ。
「とりあえず飲み行かへんか?と皆さそってくんねん。」と。
つまり「一人飲み」の文化がないちゃうか?っちゅうことだ。
実はそのことを明確に示す理由があった。これは聞いて驚いたのだが。。。
それは。
「カウンター席の幅が狭い」ということ。
カウンター席同士の距離が小さく、しかも隅っこに追いやられている…
ような気がするそうな。
言われてみるとそうだなぁ。
たまたまその日いた店を改めて見回すと、お座敷やテーブルに対して
カウンター席のプライオリティが低い気がした。
「一人で飲もうとこの店のカウンター見て、飲むか?」
と言われたら、僕もNOだ。
思うに、福岡のカウンター席は「2人飲み」の客を意識している気がした。
九州以外の方とお酒を飲むと、新しい視座を学べるので
福岡を再発見できるのでした。これは面白い!