[番組ねつ造]関西テレビ社長、番組内でおわびと経緯報告[2007.02.25] (中略) ねつ造に至った背景については「意識の緩み、番組のチェック機能の不備、 番組制作のあり方が複合的に起因していると、今は認識している」と話した。 再発防止策について▽放送倫理・コンプライアンス(法令順守)の徹底 ▽番組の制作委託取引に関する自主基準の制定▽番組監修者の充実 ――など6項目を挙げた。(後略)(19時22分配信 毎日新聞) |
なんじゃこりゃ?これまたあんまりな内容を発表しているな、関テレ。
きのう書いたラジオ局の現状に関するスクリプト、すかさず入ったコメントにこんなのが
あった。。。。
ただ、昔は社外の人間に対しても それなりの指導をしていたと思う。
そのことにより、所属意識的なものができてたしね。
内部の人間が減少している今だからこそ外部を大事にすべきだと思うのだが、流れは逆ですな。
喋り手、スタッフ関わらず。
あと外部の立場だと、作った中味を評価できる局員が年々減少しているのが痛いねぇ。
これが現状です。おっしゃるとおり。
キー~ローカルまで、現状はかなり似ていると察しています。
ゆえに「番組監修者の充実」なんちゅうのが、すぐにできるわけない。
これがないから「放送倫理・コンプライアンス(法令順守)の徹底」も物理的に
できていないわけで。。。。
自社のノウハウを消滅させて、仕事ができる他社へ業務を発注しているところまでなら
まだしも。出来上がったものへの目利きができない…って、これほとんど公務員がやってる
ことと変わらないじゃん。
そして、公共の電波と自らノタマウ独占的媒体へ、質がよいかどうかすら
自社で判断が利かないものを、ただ垂れ流している。
万が一、視聴者が不快に思ったり、だまされたり、それによって不利益が生じても
基本的に明確な責任は取らない。それが今のテレビ局じゃん。
こんなことを長年続けている社だけに、じゃあその社員が
問題の番組520本を再度検証している…っつっても信用できないのがオチ。
このような危機管理が全くできていないどころか、その後の対応が
他の一般企業に比べ、明らかに劣っていることが露呈したなぁ。いまどきのテレビ局は。
もっと厳しい結果と処分が出ないと、視聴者は納得しないんじゃないかな?
それだけに関テレは、発注先のプロダクションを告発なんかしてる場合じゃないだろ。
こういうところから、テレビもかなりヤバいところまで成り下がっている気がするのだが。。。
まぁとにかく。今回の件については厳しい処分が出て欲しいもんだ。
で、やはりこの手の情報番組は見ないに限ります。それが僕のめあて。