昨日、QBS時代の友人夫婦である、「もやし家」へ行く。
文章で書いたら、何のことやらさっぱりわからんちんですが、
要は、そういうニックネームのやつがいるわけです。
さて。
彼らの家に行く前に、差し入れで何か買おう~と思って近所の商店街を
ぷらぷらしていた。そこに、パン屋が。。。
無添加…という言葉に引き込まれ、バケットを買おうと店内に入ったら…。
「このパンは、『ミナミノカオリ』を使っています。」と書いてあったのだ。
「ミナミノカオリ」なんつったって、何のことやらさっぱりわからんでしょう。
詳しい説明は、こちら。
要は、農業試験場で何度となく実験を繰り返してようやく生まれた新品種なわけだ。
小麦なんざ、輸入しときゃいいんじゃ!と思う人もいることでしょう。
でも、意外と知られていませんが福岡を含む筑紫平野は北海道に次いで
日本で二番目に麦の生産量が多いところなのですよ。
バイオエタノールの浸透に伴い、食糧の争奪戦が国際的に次々続く中、
私たちは確実に自給率を上げることを目指さないと、死んでしまいます。
さりとて、まずい食い物を宛がえばよい…という話でもありません。
ならばそれだけに、国産で かつ おいしい品種を今のうちに作る
…というのは、そこに中長期的なミッションを感じます。
話だけ聞いていた「ミナミノカオリ」が、いったいどの程度のものなのか?
僕はこれをずっと前から知りたかったのが本音です。
で、ついに実現。。
実際に食べた感想は…。
モチモチ感が新鮮でした。しかも香りが高い。これはうまかった。
僕はこのバケットはマジで気に入りました。
地元の農家の皆様と製粉会社さんの英知の結晶を、福岡の1商店街にある
ある店が売っているなんて、すごい縁ですね。
で、ここで売っております!!
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ちなみに。
今がおそらく麦の収穫の最中でしょうね。
麦秋です。今は。