僕のビジネス論

解説|対偶の論理

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だいぶ前の話ですが、マンガ週刊誌でおなじみモーニングに、とある話題を発見。

 

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この問題は、結構有名でして、今まで新書や学生向けの自己啓発テキストなんかでさんざん見てきたもんです。ところがこの雑誌によると、日本人の回答率がわずか4%とありました。

 

まぁ調査母数すらわからん統計において、4%と言われても、何の割合かさっぱり見当がつかないのですが、おそらくは4%という数値が表すくらい、今の若い人からすると回答率の低い問題なのでしょう。

 

もともとこの問題は「対偶」という論理を知っていれば5秒で解けます。

 

僕らの世代では、中学校の数学で習った必要十分条件の必須項目。

AならB のとき BでないならAでない

 

ってやつですな。学んだのは中学校2年生のころです。常に物事を、違う目線で考える、あるいは逆の立場で考える・・・そういった発想を持つときに不可欠な考え方だと信じています。というか、そういう思考が染み付いていると思います。自分自身に。

 

日ごろからロジックにはこだわっているつもりですが、昔学んだ内容が、今や回答率の低いことで話題になるとは、ちょっと驚きです。これまたよい復習となりましたが。

 


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