韓国に行くと、とかく若者が少ない街中だったり高速道路のサービスエリアで、けたたましいシンセサイザーの音なのに妙に洗練されていない音楽を掛け続けているおっさんを見たことありませんか?この音楽分野を뽕짝(ポンチャック)といいます。
ウィキペディアによると、「2拍子を基調に無数の歌が歌い継がれる。日本においてはポンチャック・テクノと呼ばれるが、韓国での呼称は「ポンチャック・ディスコ」。安価なリズムボックスが2拍子をきざむなかで、さまざまな曲を次々と歌い継いで行く。伴奏にキーボードを用いることも多い。韓国では宴会などで参加者が次々と歌を歌い継ぐという大衆文化があり、そこから「ポンチャック・ディスコ」が発祥したと考えられている。」
だそうです。そう、安っぽさも大事なコンセプト。まずはこちらの、変な映像から。
この分野の御大が映像に出演している李博士(イ・パクサ)さん。独自のスキャットが入って、まぁ私たちが見ても笑える。それ以上にこういう人をひっぱってきてCMを作ったクリエイターのリサーチ力と独創性があっぱれだと思います。さらに言えば、それ以上にこのCMを採用した金鳥さんが最高ですね。