10月も気づいたら終わりに近づいています。
直近のボクの仕事と言えば、来月の4連休で行われる福岡ドームでのイベントの実務。
べらぼうな量の仕事を纏め上げるのにも、そろそろ自分のキャパの限界を感じてきました。
なんつっても担務が多すぎ。人がいない。どうしようもねぇな。
最近はしょちゅう「荒い電話」がかかってくる。
「だいたいさぁ、どうなってるの?」
とか、ひどいのになると
「お前は、俺の質問に答えろよ!」と言われて、電話を切られたり・・・。
まあ、こちらにも言い分があったり 厳しい態度で臨むことは簡単ですが、
すべてはイベントが終わってからする予定。今はとりあえず謝るのです。
で、最近感じること。
僕らの仕事の最近のメインはもっぱら「調整」。社外の方の便宜を図り、
社内に仕事の依頼をかけ、その報告をし、その変更を謝り、お礼を述べたら、すぐ次の話が・・。
すべて人の仕事や都合に振り回されて、直接自分の責任でなくても、とにかく謝る。まず謝る。
これが仕事になってきた。やれやれ。
「きょう何回謝った?」最近、同僚のタカシとそんな会話をしたことがあります。
気づいたら、どちらかがケータイを持ちながら、苦笑いで頭を下げているわけ。
電話先が誰か、お互いしらんがその姿が、まるで鏡を見ているようで結構面白い。
とくに。
「すみません、本当に恐れ入ります。」
「誠に恐縮です。」
「厚かましいお願いで、本当に申し訳ありません。」
・・・なーんて言葉が多いね。
最近思うのは、「ボクは本当に申し訳ないと思っているのだろうか?」という疑問。
その都度その都度思っているはずだけど、あまりにも方々で連呼すると、麻痺が起こるのね。
メールにいたっちゃ、もっと顕著。
「お」と打ち込んで変換したら「お忙しいところ誠に恐れ入ります」という【定文】が出てきます。
その次は「恐れ入ります」
「き」と打ち込めば「恐縮です」
「な」と打ち込めば「何卒よろしくお願い申し上げます」
こんな感じ。
自分の気持ちが、そこにあるのかなぁ?本当にわからなくなることが多い今日この頃。
ちなみに。
「恐縮」という言葉で思い出すのは、芸能リポーターの梨本勝氏。
相変わらず「恐縮でーす!」を言う。
昔のラジオ番組でレギュラーで電話出演していただいてたとき
電話をつなぐと、すかさず!
「恐縮でーす!」が飛ぶ。この人にこれを言われたら、すべてが許されるんだろうなぁ。
そんな勢いと優しさを感じたわけで。
ただ、この武器を手に入れるには、あと10年以上の齢が必要。
年輪がないとできない仕事って多いよね。
「サラリーマンの給料には『謝り代』も入っている」
と教わったのは何年前だったかなー。
苦難の上に花は咲く。
頑張ってください!
こんにちは とうとう11月 大仕事頑張ってください。ボジョレ-もゆっくり飲めないのでは?
仕事ってほんと「お世話になります。いかがお過ごしでしょうか。」で始まる連絡ばかりですね。
最後が「ありがとうございました。今後もよろしくお願いします」でおわれればいいですが、
「申し訳ありませんでした。」の時は 辛い。というか悔しい。
うちの職場も自分で動く場面は少なく、他の人に汗水流してもらってナンボというものばかり。
こちらの思い(意志)を伝えるのって難しい。
でも、ほんと仕事の出来栄えってよほどアーティスティックな世界でないかぎり
他者との関係でなりたっているのではないでしょうか。
趣味であれば他者との関係なく自己満足でいけるかもしれないけど、
アーティストでも 相手・観客・対象というかあるし 自己表現て(誰かが見るものだろうし)
いっても 認められたいと思うだろうし。
そうそう フラワーアレンジ作っても、なぜか写真とっちゃう自分でしたね。
旅行いった時はほとんど撮らないんだけど。